オーハシ株が急落、円高や材料高で今期減益に-北米自動車不振も響く

自動車部品を手掛けるオーハシテクニカの 株価が急反落。為替の円高や原材料高が重しとなるほか、北米地域での自動車販 売不振も響き、今期(2009年3月期)は2けた減益に落ち込む見通しとなった。 収益モメンタムの悪化を嫌気した売りが膨らみ、一時前日比78円(8.9%)安の 801円まで下げた。午前終値は6.4%安の823円。

22日の取引終了後に前期(08年3月期)決算を発表。同時に示した09年3 月期の業績計画は、売上高が前期比1.7%減の422億円、純利益は同18%減の 14億9000万円に落ち込む見通し。

経営企画部の高橋聖一氏はブルームバーグ・ニュースの取材に、「為替市場 の円高・ドル安の影響が最大の収益押し下げ要因。為替変動だけで売上高を20 -25億円押し下げる」と話した。今期の想定為替レートは1ドル=100円で、前 期実績(117円84銭)から約18円の円高・ドル安を見込んでいる。原材料価格 の高騰については、製品価格の値上げで対応するが、転嫁が追いつかないという。

一方、米国景気減速により、北米地域の自動車販売が落ち込む影響も受ける が、「新製品の投入や顧客開拓により、米国子会社は現地通貨ベースでは増収増 益を達成できそうだ」(高橋氏)としていた。

08年3月期連結決算は、売上高が前の期比23%増の429億円、純利益は同 18%増の18億円となった。アジアや欧州を中心に、海外で自動車関連部品の販 売が好調だった。

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