ヤフー株が3連騰、ネット広告市場の成長期待-リーマン証格上げ(2

国内最大のポータルサイトを運営するヤフ ーの株価が前日比1150円(2.6%)高の4万4950円と3連騰。景気悪化の影響 は多少受けながらも、広告主の出稿が既存広告からネット広告へ移行しており、 2008年もネット広告市場の成長を享受するとの期待が出ている。リーマン・ブ ラザーズ証券が投資判断を引き上げたことも好感された。

既存のマス広告からネット広告への移行を背景として、今年もネット広告市 場が拡大するとの見方が強まっている。リーマン・ブラザーズ証券の米島慶一ア ナリストは22日付リポートで「08年のネット広告市場は20%以上の成長を遂げ る」と予測。ネット媒体は寡占化も進んでいるとして、「トップシェアのヤフー が最も恩恵を受ける」と評価するとともに、ヤフーの投資判断を「オーバーウエ ート」へ引き上げた。

米島氏はネット広告市場における消費者金融の広告出稿減が07年に一巡し たとした上、「リスティング広告の成長は相変わらず高成長を続けているもよう で、ディスプレイ広告市場もリッチメディアやターゲティング広告の導入で堅調 な成長を続けるだろう」と予測。ヤフーの09年3月期の連結営業利益を1500億 8600万円(従来予想は1476億6600万円)と試算し、目標株価を5万4000円 (同5万1000円)に設定した。

電通総研が先月に発表した調査によると、07年のネット広告市場は前年比 25%増の4534億円と拡大し、今年も20%増の5434億円が見込まれる。2011年 には7558億円に達し、07年からの5年間では06年の市場規模に比べて2倍に なるだろうとしている。

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