ヘッジファンド:4月の運用成績はプラス1.5%に改善-HFR

調査会社ヘッジファンド・リサーチ(HF R)が30日までにまとめた暫定集計によると、今年初めに約20年で最悪だっ たヘッジファンドの運用成績は、4月にプラスに転じた。

HFRが算出するグローバル・ヘッジファンド指数によれば、4月の運用成 績はプラス1.5%だった。HFRの加重平均指数によると、3月はマイナス

2.46%、1-3月はマイナス3%だった。

運用成績がプラスに転じたのは、4月の株価が上昇したため。S&P500 種株価指数は4月に5.2%上昇。ボラティリティは、5年ぶりの高水準だった 3月から低下した。

イーバー・アセット・マネジメントの責任者、ポール・ロス氏は「1-3月 は悪いニュースが相次いだが、4月はこうした状況に何らかの改善がみられたこ とは間違いない」と語り、「4月はかなり落ち着いてきている」と指摘した。

4月は、株価上昇と下落の両局面で利益を目指す「ロングショート」ファン ドが好調だった。運用成績はプラス2.8%と、3月に記録した同程度の落ち込 みを取り消す形となった。為替相場から金利水準まで幅広い項目に注目する「マ クロ」ファンドはプラス0.15%だった。

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