ニューヨーク銅先物:反発-GDP統計受け米経済への懸念後退

30日のニューヨーク銅先物相場は反発。米 政府が発表した国内総生産(GDP)成長率が予想を上回ったことを受け、米 経済がリセッション(景気後退)に向かっているとの懸念が後退した。

第1四半期(1-3月)の米国の実質GDP伸び率は前期比年率0.6%と、 ブルームバーグ調査によるエコノミスト80人の予想中央値(0.5%)を上回っ た。世界的な経済成長に伴い銅需給が逼迫(ひっぱく)する兆しなどから、銅 相場は今年28%上昇している。

バーナード・ジェイコブズ・メレット(コネティカット州)のアナリスト、 パトリック・チドリー氏は「GDP統計はかなり勇気付けられる内容だった」 と語り、「米経済がさらに大きく悪化することはないと市場は判断しつつあるよ うだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場7 月限終値は前日比2.35セント(0.6%)高の1ポンド当たり3.9045ドル。銅相 場は過去5営業日でほぼ変わらずとなっている。

チドリー氏によると、世界最大の銅生産国であるチリの銅山が労働争議の 影響を受けたことも、この日の相場を押し上げた。今月は、中心限月の取引で

1.9%上昇だった。

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