短期市場:翌日物下げ渋りか、連休谷間に資金偏在-レポは0.5%台半ば

短期金融市場の無担保コール翌日物は下げ渋 りか。月末決済を越えたが、連休の谷間で資金の動きが鈍く、一部金融機関への 資金偏在も指摘される。ただ、準備預金の積みが進ちょくした銀行は運用意欲が あり、レポ(現金担保付債券貸借)は0.55%程度まで低下している。

30日の加重平均金利は0.7ベーシスポイント上昇の0.522%。大手行、外銀、 証券の調達が0.53-0.54%に強含み、資金供給オペ後も運用が少なく高止まり。 午後に0.55%をつけた後、ようやく0.50%に向け低下した。1日スタート分は

0.54%前後、ユーロ(オフショア)円は0.48%程度、レポは0.53%まで低下。

翌日物の調達が強い一方、緩めの金融調節で積み終了先(8400億円)や超 過準備(4900億円)が膨らみ、金融機関によって資金が偏っている。レポへの 資金還流は改善して0.5%台半ばに低下し、証券の調達も落ち着く方向だが、連 休を越えるまでは資金のめぐりの悪さが意識されるとの見方もある。

2日は税揚げにあたり、取引も連休またぎ(2日-7日)となるため、神経 質な展開が予想される。ただ、余資を抱えたまま連休を越えると準備預金の積み が過度に進ちょくするため、2日の午後までには運用が強まる可能性が高い。国 内大手銀行の資金担当者は、最終的にはかなり資金余剰感が強まるとみる。

調節は見方分かれる-準備預金5.4兆円

午前9時20分の定例金融調節が見送られた場合、当座預金は前日比5000億 円減少の7兆4000億円程度、準備預金(除くゆうちょ銀)は5000億円減の5兆 4000億円程度になる。市場では調節見送りと3000億円程度の資金供給で見方が 分かれている。

準備預金の残り要積立額(1日平均4兆4000億円)と超過準備(30日は 4900億円)から推計した実質的な中立水準は4兆9000億円程度とみられる。

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