中国銀監会:国内銀行業界は不良債権増加のリスクに直面も-年次報告

中国銀行業監督管理委員会(銀監会)は30 日、国内の銀行が2007年に過去最高益を記録したものの、不良債権増加のリス クに直面する恐れがあるとの見方を示した。融資規制の強化や景気減速が理由と している。

銀監会は07年の年次報告書で、「金融引き締め環境の下、銀行業界が急速に 成長する間に累積した信用リスクは、加速度的に顕在化するだろう」と指摘。 「経済の高成長と過剰流動性で銀行の利益は増加した一方で、経営や今後発生し 得る信用リスクに対する圧力は高まりつつある」との見方を示した。

銀監会によれば、国内銀行の07年の利益は合計4467億元(約6兆7000億 円)で、過去最高となった。06年の数字には触れていない。一方で融資額は3 兆6000億元と、06年より16.1%増えた。政府は銀行による今年の新規融資額を 昨年の水準に抑えることを目指している。

また報告書によれば、昨年末時点での国内銀行の不良債権比率は6.2%と過 去最低に低下。03年6月の時点では19.6%だった。

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