三井不:08年3月期純利益は16%増の874億円、オフィス賃貸好調(3)

国内不動産最大手の三井不動産が30日発表し た前期(2008年3月期)連結決算によると、純利益は前期比16%増の874億円だ った。オフィス空室率の低下を背景に賃貸事業の好調が続いたことなどが利益を押 し上げた。

売上高は同11%増の1兆3600億円、営業利益は同11%増の1793億円だった。

三井不動産の2008年3月期の単体オフィス首都圏の空室率は1.3%と前の期 の1.6%から低下した。同日会見した蔵本誠三常務は「オフィスは賃料改定が予定 通りに進んでおり、需給はタイトだ」と述べた。住宅分譲事業については「マンシ ョンは、土地代に建築費を乗せて売れるという状況ではない。選別志向が強まって いる」と語った。

新生証券の宮川淳子シニアアナリストは「主力のビル賃貸が低空室率と賃料上 昇傾向を維持すると同時に、住宅分譲では高価格帯マンションの発売戸数を増やす ことで収益成長につなげることができている」と指摘した。

今期(2009年3月期)の連結業績見通しは、純利益が前期比8.7%増の950 億円、売上高は同13%増の1兆5300億円、営業利益は同12%増の2000億円。

三井不動産の株価終値は前営業日比40円(1.5%)安の2620円。

--共同取材:キャサリン・チュウ Editor:Tetsuki Murotani Masashi Hinoki

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