独ソフト大手SAPの1-3月期:22%減益-ドル安・ユーロ高響く

経営管理ソフトメーカー最大手、ドイツの SAPが30日発表した2008年1-3月(08年度第1四半期)決算は、前年同 期比22%減益だった。ドルがユーロに対して下落したのが響いた。

純利益は2億4200万ユーロと、前年同期の3億1000万ユーロから減少。 ブルームバーグがアナリスト7人を対象にまとめた予想利益(中央値)は3億 4000万ユーロだった。保守・コンサルティング業務の手数料収入の目安となる ソフトウエア・ライセンス売上高は同11%増の6億2200万ユーロと、アナリス ト19人を対象にした調査の予想中央値(6億7900万ユーロ)を下回った。

第1四半期のドルの対ユーロ相場の騰落率はマイナス8.4%。ドル安・ユー ロ高は、売上高でSAPの最大市場である米国の収益を目減りさせた。SAP は2月、同業でフランスのビジネス・オブジェクツを48億ユーロで買収する計 画を完了した。

バンクハウス・メツラーのウルリッヒ・トラベルト氏は「ドル安は、SA Pの売上高に著しい影響をもたらした」と指摘。「高い市場予想を上回るのが困 難なのは、業界全体が抱えている問題のようだ」との見方を示した。

決算発表は30日の株式取引開始前だった。29日までの年初来騰落率はマイ ナス7%と、ドイツ株の指標DAX指数(マイナス15%)をアウトパフォーム している。29日の終値は前日比1.4%高の33.05ユーロ。

-- Editor: Lars Klemming, Benedikt Kammel.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Andreas Hippin in Frankfurt at +49-69-92041-208 or ahippin@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Lars Klemming at +46-8-610-0728 or lklemming@bloomberg.net

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