自工会:07年暦年の海外自動車生産が初めて国内を逆転-約26万台(3)

2007年暦年ベースの日本メーカーによる海 外での自動車生産台数が初めて国内生産を上回った。アジアや欧州、中南米など の生産が大きく拡大し、けん引した。年度ベースではすでに05年度に海外が国 内を逆転しているが、暦年ベースでは今回が初めてとなる。

日本自動車工業会(自工会)が30日発表した07年の四輪車の海外生産台数 は前年比8.1%増の1185万6942台となった。この結果、同年の国内生産台数実 績の1159万6327台を約26万台上回った。地域別ではアジアが同9.5%増の452 万934台、北米が同1.2%増の404万9068台、欧州が同16%増の197万6407台、 中南米が同20%増の89万5097台などとなっている。

輸出も高水準続く

日本車の海外生産は拡大しているが、海外での旺盛な需要に追いついていな いのが現状だ。自工会が同時に発表した07年度ベースの四輪車輸出台数は前年 度比10%増の676万9851台で、過去2番目に高い水準となった。併せて発表し た同年度の国内生産台数1179万59台(前年度比2.5%増)とで単純に割り出し た輸出比率は57.4%と、過去最高を更新した。それまでの最高は1985年度の

55.2%で、これを2.2ポイントも塗り替えたことになる。

仕向け地別では、主力の北米が同2.4%減の247万8970台と落ち込んだが、 欧州が同12%増の152万4393台、中近東が同43%増の87万8707台、中南米が 16%増の58万2181台、アジアが同29%増の48万8303台など、北米および欧 州のうちの欧州連合(EU)圏を除く地域で前年度を上回った。なお、同年度の 国内生産は15年ぶりの高水準で、6年連続のプラスだった。

一方、3月の国内四輪車生産台数は前年同月比2.3%増の110万4659台で 8カ月連続のプラスだった。また同月の四輪車輸出台数は、同12%増の63万 8384台で32カ月連続のプラスとなった。3月の輸出の内訳は、主力の北米が同

0.9%減の21万5501台と低迷したが、欧州が同8.8%増の14万8751台、中近 東が同32%増の9万45台、アジアが47%増の5万3211台、大洋州が39%増の 5万588台などとなっている。

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