伯東株は午後下げ拡大場面、為替差損と有価証券減損で前期業績下振れ

半導体などのエレクトロニクス製品の卸 売りを手掛ける伯東の株価が、午後1時の業績修正を受けて一時前営業日比31 円(2.9%)安の1051円まで下げ幅を拡大。急激な円高で外貨建債権の評価が 目減りしたことに加え、保有する投資有価証券の評価減などの影響から、2008 年3月期の連結純利益は想定を71%下回る見込みとなったことが嫌気された。

午後1時から午後1時20分までの約20分間で、2万1100株の売買が約 定、同時刻までの累計出来高(3万1900株)の3分の2を占めた。業績減額 修正前の株価は1078円だった。

伯東が新たに示した08年3月期の連結決算見通しによると、純利益は前 の期比87%減の4億円にとどまり、前回予想を10億円(71%)下回る。為替 差損などで経常利益が目標に5億円届かず、さらに繰り延べ税金資産の回収が 困難とみて、特別損失に計上したことも響く。決算発表予定日は5月15日。

一方、本業は堅調で、売上高と営業利益については若干の増額修正があっ た。売上高は同7.9%増の1332億円(前回予想1330億円)、営業利益が同 46%減の28億円(同27億円)になったもよう。

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