IMF理事会:加盟国の出資比率見直しを正式に承認-途上国引き上げ

国際通貨基金(IMF)は29日、加盟国の 投票権に連動する出資比率に関する見直し案を正式に承認したと発表した。途上 国により大きな権限を与えることを目指し、IMFは1年余りにわたり協議を続 けていた。

発表資料によれば、IMF理事会は28日に同案を採択。加盟185カ国のう ち175カ国が賛成票を投じた。5カ国は棄権。見直しにより、途上国の出資比率 は現在の約40.5%から42%に引き上げられる。一方で米国や英国、日本といっ た先進国の比率は58%と、現在の59.5%から低下する。

ストロスカーン専務理事は声明で、「今回の投票結果は、改革に対する加盟 国全体からの圧倒的な支持の表れだ。この明確な支持に関し加盟国に感謝する」 とした上で、「この結果は、IMFの新たな正当性の始まりだと考えている」と 述べた。

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