町村氏:日中ガス田協議、合意まで距離-5月の首脳会談で協議(2)

町村信孝官房長官は30日午前、閣議後の記 者会見で、日本、中国の東シナ海のガス田共同開発の協議について、「まだ合 意できる状態には少々距離があるようだ」と言明。その上で「最後は首脳同士の 話し合いの中でどういう結論が出るかということだ」と述べた。

5月6-10日の日程で来日する中国の胡錦濤国家主席は、滞在中に福田 康夫首相と会談し、ガス田共同開発を議題に協議することを確認した形だ。町 村氏の発言は以下の通り。

「できれば、胡主席の訪日で一つの区切りをつけたいということで精力的な協 議を行ってきたが、かなり煮詰まってきているという報告は受けているが、まだ合 意できる状態には少々距離があるということのようだ」

「首脳同士が話し合ってどういう結論に達するのか。それを見守るしかないし、 ぎりぎりまで折衝が続くものと思っている。最後は首脳同士の話し合いの中でど ういう結論が出るかということだ」

揮発油税の暫定税率を復活させるための法案の衆院再議決について:

「衆院で2月末に法案を送って60日がたっても、参院は結論を出さない。歳 入の裏付けなき歳出予算は異常な姿だ。こういう状態を放置した民主党をはじ め野党の責任は誠に大きなものがある」

「自らの判断を放棄しておいて、憲法に基づいて粛々と再議決することに反 対するという自らの行為をまず反省してもらいたい。参院の多数党による審議拒 否状態がずっと続いて、それが当たり前のようになっていたことが第一に問われ るべきだ」

「地方の経済、地方公共団体が大変困っている。長い目で見た時に、ガソリ ンの価格を高くすることによって消費を抑制することが地球温暖化対策に着実 に役立つ。そういう方向性から見ても、ゴールデンウイーク直前に値上げすること は決して評判が良くないと思うが、賢明なる国民はちゃんと理解していただける ものと確信している」

野党が衆院の早期解散を求めていることについて:

「解散のことは首相の専権事項なので、わたしがあれこれいう話ではない。首 相の頭の片隅にも今、解散ということはないと思う」

「主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)もある。環境問題にしろ、社会保 障の問題にしろ、消費者問題にしろ、山積する課題がある。そうした諸課題に福 田内閣は一生懸命に取り組んでいくということだ」

国連の潘基文(バン・キムン)事務総長が呼び掛けた6月3-5日にローマで開 催する「食糧サミット」への首相の出席について:

「どういうレベルが参加するかについてはこれから考えていきたい。現時点で はまだ決まっていない。国会開会中でもあるし、そういう自由度があるかないか、 よく見極めないといけない」

「食糧価格問題は国際的にも大きな問題だ。日本の家計を直撃している問 題でもあるのみならず、発展途上国では買えない、輸入できないという深刻な事 態になっているという認識はもっている」

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