米CFTCのチーフエコノミスト:原油高騰、「投機筋主導ではない」

米商品先物取引委員会(CFTC)は29日、 原油相場が過去最高値を更新し、1バレル当たり120ドルに迫っていることにつ いて、相場高騰はヘッジファンドや銀行などの投機筋によって主導されているわ けではないとの見解を示した。

CFTCのチーフエコノミスト、ジェフリー・ハリス氏は同日、ロンドンで インタビューに応じ、「相場が上昇する要因は商業的関心に基づく買いであると いう1つの規則性を、われわれは見いだしている」と述べ、商業的関心に基づく 買いとは、石油精製会社や石油製品を利用する企業などによる買いであると指摘。 「投機筋は取引を行うが、相場に反応しているだけだ」との見方を示した。

原油相場が過去1年間に79%高騰していることについて、石油輸出国機構 (OPEC)のヘリル議長やサウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相らOPE C閣僚は、投機筋による投資が原因であるとの見方を示している。

CFTCの25日の発表によると、商品ファンドや投資銀行など非商業筋に よる買い持ちは過去1年間に20%増加し、23万9992枚となっている。

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