米シティ:普通株30億ドルを発行へ、資本増強で-株価下落(2)

米銀最大手シティグループは29日、株式30 億ドル(約3120億円)を公開市場で発行すると発表した。同行の1-3月期決 算がサブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅融資)関連の評価損な どの影響で、2期連続の赤字になったのを受けた措置。

シティは昨年12月以降これまでに計300億ドルを超える資本を調達。ゲー リー・クリッテンデン最高財務責任者(CFO)は、51億ドルの赤字となった 1-3月期決算が発表された今月18日、追加的な資本調達の可能性を否定しな いとの考えを表していた。

オプティーク・キャピタル・マネジメントの株式アナリスト、ウィリアム・ フィッツパトリック氏は、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで今 回の増資について「極めて残念だ」と指摘。「これで恐らく最後になるのだろう が、そう思ったのは今回が初めてではない」と語った。

シティが最近発行した優先株60億ドルと今回の新株により、同行の自己資 本比率(ティア1)は約8.5%に上昇する。3月末時点では7.7%だった。

同行の29日株価終値は前日比49セント安の26.32ドル。発表後の時間外 取引では一時25.32ドルと、終値に比べ約3.8%下落した。

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