株価は世界的に上昇続く、予想上回る企業決算が原動力に-リーマン

リーマン・ブラザーズ・ホールディング スのストラテジスト、イアン・スコット氏は、企業決算が市場予想を上回り、 株価の上昇基調が世界的に続くとの見通しを示した。同氏は株価がここ1カ月 間の戻り局面に入る前に株買いを推奨していた。

1-3月期の株価は信用損失と景気減速で企業利益が圧迫されるとの懸念 から、東京やフランクフルト、ニューヨークのいずれの市場でも下落していた。 スコット氏は25日付のリポートで、4月に入ってから日米欧企業が発表した 1-3月期決算では、市場予想を上回るケースの方が下回るケースより多いと 指摘。「市場は決算が予想を大幅に下回ることを織り込んだが、実際にはそう なっていないことは明らかだ。1-3月期決算を受けて、株価は上値をさらに 追うだろう」との見解を示した。

ネット検索大手の米グーグルやワイヤレス通信最大手のエリクソンなど過 去10営業日で予想を上回る決算を発表する企業が相次いでいる。MSCI世 界指数は3月17日に付けた直近の安値から10%回復。S&P500種株価指数 も3月10日の安値から10%戻している。

スコット氏はさらに、「もちろん、最後の審判の日が迫っているとの懸念 は多くの市場参加者の頭に残るだろうが、弱気な市場参加者が思い描くような 証拠が増えない限り、株価収益率(PER)は上昇し、株価の上昇基調は続く だろう」と記述。「今回の上昇局面は単なる戻りではなく強気相場とみなされ る可能性が高い」との考えを明らかにした。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE