中国銀の1-3月:85%増益、サブプライム損失は2.03億ドル(2)

中国の銀行3位、中国銀行が28日発表し た2008年1-3月(第1四半期)決算は、前年同期比85%増益となった。融 資の伸びによる収益拡大や税負担減が、米サブプライム(信用力の低い個人向 け)住宅ローン関連投資による損失2億300万ドル(約210億円)を補った。

純利益は217億元と、前年同期の117億元から増えた。3月31日時点のサ ブプライム関連資産保有は44億ドルと、前四半期末の49億9000万ドルから縮 小した。

中国銀行株は決算発表後のドイツ市場での取引で一時、2.9%高となった。 信用市場混乱による損失が最悪期を過ぎたとの楽観的見方が広がった。ギャラ クシー・アセット・マネジメントで運用に携わるワン・チンソン氏は「保有資 産の開示が進むに伴い、中国銀行のサブプライム資産によるリスクへの懸念は 和らいでいる」と指摘した。

中国銀行の第1四半期の税負担は70億元と、前年同期から40%減少した。 高成長を背景に、同四半期の新規融資は2260億元となり、残高は2兆9800 億元に達した。金利純収入は19%増の408億元となった。

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