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原油は需要急減速の水準まで上昇続く公算、例えば200ドル-ドイツ銀

ドイツ銀行は28日までに、原油は需要に 急ブレーキがかかる水準まで価格上昇が続く「巨大なリスク」があるとの見方 を示した。供給増が限られることなどを指摘した。

ドイツ銀のエネルギー担当チーフエコノミスト、アダム・シーミンスキ氏 は25日付のリポートで、「原油価格がある水準(例えば1バレル=200ドル?) に達するまで一方通行で上昇する巨大なリスクがある。そのような水準とは、 一般の人が現在と同様のペースでエネルギー消費を続けることが不可能にな り、需要が最終的に崩壊する水準だ」と書いた。

原油需要が前回、急減速したのは1980年代初め。当時は価格が1970-73 年から80-83年の間に、1バレル=3.5ドル前後から35ドルへと名目ベース で10倍になった。2000-03年の平均は25ドル前後。従って、前回並みの需要 抑制効果が表れるためには10-13年に250ドルに達しなければならないと同氏 は指摘している。

同氏は供給を増やせるのは石油輸出国機構(OPEC)加盟国だけだとし て、OPECに加盟してない産油国は生産量を現水準に維持するだけでも「巨 額投資」が必要だと指摘。「しかし、OPEC諸国の埋蔵原油の多くは国営企業 がコントロールしているが、これらの企業は自国政府によって投資資金を吸い 上げられている」と解説している。

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