欧州債(28日):2年債続伸、利回り3.82%-利下げ観測が強まる

欧州国債市場では、独2年債相場が続伸。 インフレ鈍化の兆候を受け、欧州中央銀行(ECB)が利下げに踏み切るとの 見方が強まった。

ドイツ6州の4月の消費者物価指数が低下したことを受け、2年債利回り は1週間ぶり低水準まで2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満に 接近した。ドイツ全体の消費者物価は12年余りの高水準から鈍化すると見込ま れている。ECBのトリシェ総裁はこの日、インフレ沈静がECBの唯一の目 標だと言明した。

RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビ ッチ氏は、「インフレ率はピークを付けた可能性がある。ECBの目安を依然 と上回っているものの、ドイツのデータがこれをさらに裏付ける」との見方を 示し、「2年債相場を下支えする」と述べた。

ロンドン時間午後4時17分までに、2年債利回りは前週末比3bp下げ

3.82%。同国債(2010年3月償還、表面利率3%)価格は0.05ポイント上昇 し98.54。一方、10年債利回りは1bp上げ4.19%となった。

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