中国人寿保険株が4.1%安、1-3月期決算を嫌気-上海市場(2)

28日の上海株式市場で、中国の保険最大手、 中国人寿保険が2週間ぶり大幅安となった。中国株下落で投資収入が減少したこと が響き、1-3月(第1四半期)決算で減益となったことを嫌気した。

上海市場の人寿保険株は前週末比4.1%安の32.80元で終了した。香港上場の 同社株は同1.6%安の33.25香港ドルとなった。

人寿保険が27日発表した1-3月期決算で、純投資収入は前年同期比10%減 の151億元。中国株式の株価指数が29%下落したことが響いた。保険料収入の伸 び率は39.5%だったが、中国の生命保険業界の平均52%に届かなかった。

フォーチュンSGAMファンド・マネジメントのガブリエル・ゴンダード副最 高投資責任者(CIO)は、同社が「中国へのエクスポージャーを下げるなかで人 寿保険株を売っている。株式相場下落に伴いファンドの解約にも直面している」と 指摘した上で、「保険各社の投資運用益との関連性を考えると、投資家にとって重 要なのは中国の株式相場の動きだ」と述べた。

人寿保険の取引所への届け出によると、1-3月期の純利益は34億7000万元 (1株当たり0.12元)と、前年同期の88億9000万元(同0.31元)から61%減 少した。

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