ヤフー株が大幅反落、広告好調で増益もクレディSは投資判断下げ

ポータル(玄関)サイト国内最大手ヤフー の株価が反落。株価は一時前週末比で7%を超える水準まで下げ、東証1部下落 率は3位となる場面もあった。同社が25日の取引終了後に発表した2008年3月 期連結純利益は広告事業が好調で前の期に比べ8%増加だった。一方、業績発表 後に、クレディ・スイス証券は25日付でヤフーの投資判断を「アウトパフォー ム」から「中立」に引き下げた。

株価は午前10時26分現在、前週末比4050円(7.7%)安の4万8050円で 推移している。東証1部下落率第3位で、取引時間中の株価5万円台割れは13 営業日ぶり。出来高もすでに前営業日の2倍を超える14万株超。

クレディ・スイス証券の村上貴史アナリストはレポートで、投資判断の引き 下げについて「このところの株価上昇により、割安感がなくなった」ことを理由 に挙げている。一方で、同氏は「2けた成長が今後も達成できるとの見方に変更 はない」として目標株価は、4万6000円から5万円に引き上げた。

ヤフーの前期純利益は同8%増の626億円、売上高は同23%増の2620億円 と11期連続の増収増益。連結子会社化した広告事業会社オーバーチュアの取り 込みやトップページのリニューアル効果に伴う広告商品の伸びが寄与した。

同時に発表した、09年3月期の4-6月期業績は純利益が180億円-194 億円、 営業利益が315億円-338億円、売上高は653億円-683億円をそれぞれ 見込む。村上氏は「企業の広告需要が減退するなか、ネット広告は比較的しっか り」と指摘し、会社計画については「妥当な印象」としている。

マイクロソフトの回答期限は過ぎる

米マイクロソフトのスティーブ・バルマー最高経営責任者が米ヤフーに対し、 4兆円を超える買収提案に3週間以内に合意するよう要請したことへの回答期限 は26日。米ヤフーは回答を見送ったことで、マイクロソフト側の対応に注目が 集まる。ヤフーは日本のヤフーの株式33.4%を保有する第2位の株主。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE