米株は来年半ばまでに10%上昇、ファンドマネジャーの見方-バロンズ

米投資情報紙バロンズが28日号に掲載した ファンドマネジャーやストラテジスト対象のアンケート調査によると、米国株 相場はサブプライムローン(信用力の低い個人向けの住宅融資)危機や国内景 気減速の悪影響を受けたものの、年内に持ち直し、来年半ばまでに約10%上昇 する可能性がある。

スチュワート・キャピタル・アドバイザーズのマルコム・ポーリー最高投 資責任者(CIO)は、連邦準備制度理事会(FRB)を後ろ盾にしたJPモ ルガン・チェースのベアー・スターンズ買収に言及。米国株相場は「聖パトリ ック・デー(3月17日)が底だったということになる公算が大きい」との見方 を示した。

調査は先月、全米のファンドマネジャーら120人を対象に実施された。年 末にかけて米国株相場の見通しに「強気」または「非常に強気」と答えた人は 全体の半分以上に達した。「今後3-6カ月は米国株を買い越す」は87%に上ぼ り、「米国株相場は過小評価されている」も55%を占めた。

調査ではまた、約40%が「信用逼迫(ひっぱく)の解消が、株式相場の次 の大幅な上昇につながる」と回答。バンガード・インベストメンツのガス・ソ ーターCIOは、米金融機関は不良債権処理の「最終段階に近付いている」と の認識を示した。「今後6-12カ月の相場のけん引役は?」との問いには、約 27%が金融株、21%がテクノロジー株と答えた。

一方、ほぼ4分の3が「米国はすでにリセッション(景気後退)入りした」 との見方を示した。75%が「今後6カ月以内に追加利下げが実施される」と回 答。「FRBの一連の措置は、米金融システムへの流動性の追加供給に成功する」 は91%に上った。

為替相場については、過半数が「ドルは今後12カ月にわたりユーロや円に 対して上昇する」と予想。一方で66%が「国際商品相場は今後半年にわたり下 落する」との見通しを示した。

-- Editor: Sylvia Wier, Theresa Barry.

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Joji Mochida 記事に関する記者への問い合わせ先: Dale Crofts in Chicago at +1-312-443-5941 or dcrofts@bloomberg.net. 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Sylvia Wier at +1-212-617-8958 or swier@bloomberg.net.

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