スイス国立銀総裁:銀行は報酬「行き過ぎ」是正を、リスク奨励に問題

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スイス国立銀行(SNB)のロート 総裁は25日、銀行が職員にリスクを奨励していることが評価損の一因だ として、これを縮小するよう各行が報酬モデルを是正する必要があると 述べた。

同総裁はベルンでのSNB年次株主総会で講演し、銀行は「短期的 な結果を長期的成績に優先させることのないよう、報酬システムの行き 過ぎを修正すべきだ」と述べた。「数年前から議論の対象となっている が、今こそ回答が求められる時だ」と語った。

スイスの銀行はサブプライム(信用力の低い個人向け)市場の混乱 で特に大きな影響を受けており、最大手UBSは過去3四半期で380億 ドル(約3兆9590億円)近い評価損を計上している。また、同国2位の クレディ・スイス・グループが24日発表した2008年1-3月(第1四 半期)決算は純損益が21億5000万スイス・フランの赤字だった。信用 市場の環境悪化に伴い53億スイス・フラン(約5400億円)の評価損を 計上したことが響いた。

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