中国人民元:下落、週間ベースで8カ月ぶり大幅安-成長鈍化への懸念

中国の外国為替取引で、人民元はドルに対し下 落。週間ベースではここ8カ月で最大の下落となった。国内の経済成長が鈍化する なか、中国人民銀行が人民元の上昇ペースを抑制するとの見方が広がった。

週間ベースでは3週間ぶりの反落。中国社会科学院によれば、2008年の経済 成長率は10.7%と、13年ぶり高成長となった07年の11.9%を下回る見込み。輸 出需要の低下を理由に挙げている。温家宝首相は先週、景気拡大の維持とインフレ 抑制との間で均衡を図る方針を示した。

中国国際金融(CICC)のエコノミスト、シン・ツーチアン氏(北京在勤) は、「政府当局者はインフレが頭痛の種となるなかで、景気減速を懸念している」 と指摘。「繊維会社や消費者製品メーカーは、輸出受注の減速にかなり苦しめられ ている」と付け加えた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.19%安の1ドル=7.0100元。前日は

6.9970元だった。前週末比では0.24%安と、昨年8月17日終了週以来最大の下げ となった。

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