HSBCとJPモルガン:ECB金利見通しを修正、利下げ時期先送り

HSBCセキュリティーズとJPモ ルガン・チェースは25日、インフレ高進を理由に欧州中央銀行(EC B)の政策金利見通しを修正、金利の据え置き期間はこれまで予想して いたよりも長期にわたるとの見方を示した。

アストリッド・シロ氏をはじめとするHSBCのエコノミストは現 在、現行4%の金利の引き下げは第4四半期に始まると予想している。 これまでは、6月までに利下げが開始されると予想していた。JPモル ガンは現在、今年11月と来年2月にそれぞれ0.25ポイントの利下げを 予想。従来は今年6月と9月に0.25ポイントの利下げを予想していた。

HSBCのシロ氏はリポートで「消費者物価指数は、わずか数カ月 前の予想を優に上回っている。インフレ率は第3四半期末まで3%を上 回って推移するだろう」と説明した。

また、JPモルガン・チェースの欧州担当チーフエコノミスト、デ ービッド・マッキー氏は別のリポートで、「経済成長率が標準を下回っ ても、ECBはインフレ高進のために金利を据え置く」との見方を示し た。

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