ドイツ財務相:金融危機は「非常に深刻」、経済見通しに影落とす

シュタインブリュック独財務相は25日、 金融市場の「非常に深刻な」混乱がユーロ圏の経済見通しに影を落としている との見方を示した。

同財務相は連邦議会で、「非常に深刻な金融危機に直面している。ドイツ や欧州経済の先行きを曇らせるだろう」と発言。危機は2008年中続くとの見 通しを明らかにした。

ドイツ政府は24日、金融市場混乱の影響でドイツの景気拡大が抑制され、 目標としている2011年までの財政均衡化が一層困難になる可能性があると発 表した。09年の経済成長率が1.2%と、08年1.7%(予想)から減速すると の見通しも示した。

シュタインブリュック財務相は金融機関が計上した評価損と実際の損失を 混同すべきでないとの見解も明らかにした。ドイツで計上された引当金は最大 450億ユーロ(約約7兆3400億円)と、経済協力開発機構(OECD)が推 計した金融資産価値の変動総額の約10分の1になっている。同財務相は実際 の損失は今のところOECDの予測の5%に満たないと指摘した。

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