東ガス:今期の連結純利益予想は18%増-ガス販売利益の改善で(2)

都市ガス最大手の東京ガスは25日、今期(09 年3月期)の連結純利益を前期比18%増の500億円と見込んでいると発表した。 ガス販売利益の改善が寄与する見通し。また、今期の連結売上高は同15%増の 1兆7120億円と予想している。

鳥原光憲社長は都内で会見し、天然ガスなどの原材料費の上昇がガス販売 価格に反映されるまでに時間的なズレがあると説明。前期と比べ、今期はこの タイムラグによる影響が改善される見通しとなったことから、ガスの販売利益 が拡大すると説明した。

また、今期のガス販売量は堅調な産業用需要を背景に前期比1.7%増となる 見通し。鳥原社長は産業用需要の伸びが「引き続き堅調」だと述べ、地球温暖 化対策の機運の高まりとともに、「石油系燃料に対し、ガスの優位性は依然とし てある」と強調した。産業用需要の増加分のほとんどが石油系燃料からのシフ トによるものだという。

同社の今期の原材料費は、原油価格高騰が響いて同22%増の7317億円とな る。前期の原材料費も33%増えた。

この原材料費の増加が影響して、前期の連結純利益は425億円と、前の期 に比べて58%減少。連結売上高は同8%増の1兆4875億円だった。

東京ガスの株価終値は前日比8円(2%)高の403円。

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