堀江被告「諸行無常で生きる」、株主には陳謝-7月25日控訴審判決(2)

ライブドア事件で金融商品取引法(旧証取法) 違反(有価証券虚偽記載、偽計・風説の流布)の罪に問われて一審で懲役2年6カ 月の実刑判決を受けた元社長堀江貴文被告(35)の控訴審公判が25日東京高裁(長 岡哲次裁判長)で開かれた。堀江被告は、判決内容にかかわらず「諸行無常で生き ていく」などとの心境を上申書で裁判長に訴えた。堀江被告の発言が示されるのは 控訴審で初めて。

堀江被告自身は出廷せず、主任弁護人の高井康行弁護士が公判冒頭で上申書を 朗読した。その中で堀江被告は「世の中は諸行無常と、生きてきており、どのよう な判決が出ようとも少しでも社会の発展に役立てるように生きていく」などと強調 した。

同時に事件を振り返って「生き急いできて多少生き急ぎすぎた」、「自分の考 えが間違っていなければ世間がどう思っていようとも関係なかった」と述べた。そ の上で、他人に自分を理解してもらう努力をするべきだったと自らの態度を反省し た。

ライブドア株主に対しては、営業利益世界一といった発言で株式を買った投資 家もいたとして「自分の力不足で申し訳ない」と陳謝した。

上申書朗読に続いて弁論が行われ、弁護側が東京地裁と同様に無罪を主張、検 察側は控訴棄却を求めた。公判は結審して、長岡裁判長は判決言い渡しを7月25 日に決定した。高井弁護士によると、判決公判にも堀江被告は出廷しない公算が大 きい。

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