中国の宝鋼集団:海外市場に上場も、600億元の調達目指す-徐会長

中国最大の製鉄会社、宝鋼集団は25日、ニ ューヨーク、ロンドン、香港などの海外市場に上場する可能性があることを明 らかにした。生産能力の3割強の拡大に向け、600億元(約8900億円)規模の 資金調達を目指す。

徐楽江会長は上海でのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 中国南部広東省の湛江(チャンチァン)プロジェクト向けに、借り入れと株式 発行を通じ、300億元の調達を目指す可能性があると述べた。中国の鉄鋼の5.8% を生産する同社は、自動車メーカーや造船会社からの需要増に対応するため、 生産能力を拡大する必要がある。

中国の鉄鋼価格が2003年以来、約2倍に上昇したことを受け、同会長は生 産能力を2倍以上に引き上げようとしている。石炭価格が3倍以上に値上がり し、鉄鉱石価格が65%上昇したことから、同社は炭鉱への投資も検討している。

徐会長は「海外での上場計画を湛江に結び付けるべきかどうかを検討中だ」 と述べた。その上で、「事業拡大に向けた資金調達は、われわれが海外上場を目 指す理由の1つにすぎない。フォーチュン500社の1企業として、自由市場で 弊社の評価を得ることも目的のうちだ」と語った。

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