大田経財相:コスト面からの上昇で決して良い形ではない-CPI(2)

大田弘子経済財政政策担当相は25日午前の 閣議後の会見で、3月の生鮮食品を除く全国消費者物価指数(コアCPI)が 前年同月比1.2%上昇したことなどを受けて、「ひとえにコスト面からの上昇圧 力だ。需要がひっ迫して、消費が伸びて物価が上がっている良い状態ではない」 と述べ、「決して良い形ではない」との認識を示した。

経財相は「消費の伸びは横ばいになってきており、需要面で言うと、やや 弱くなってきている」と述べ、賃金についても「現金給与総額はこのところ下 げ止まった感はあるが、これが賃金上昇の兆しかどうかは、まだそこまで判断 することはできない」と語った。

また、内閣府が算出しているコアCPIから石油製品とその他特殊要因を除 く、いわゆるコアコアのCPIについて経財相は、3月は前年同月比で0.5%上 昇したことを明らかにし、消費者物価は「わずかながら上昇している」との判 断を示した4月の月例経済報告に「沿った動き」と指摘した。2月は同0.3%の 上昇だった。

大田経財相は、消費者物価指数の上昇に関連して「今後の原油・原材料高 と賃金の動きを注意深く見ていきたい」と述べるとともに、「今までのところは、 デフレ脱却に向けての足踏みが続いているという状態に変わりはない」と語っ た。

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