米アメックス1-3月期:利益は予想上回る、海外好調で-株価上昇

米クレジットカード大手のアメリカン・エ キスプレス(アメックス)が24日発表した2008年1-3月(第1四半期)決 算は、海外での収益増加を追い風に、利益がアナリスト予想を上回った。これ を受けて同社の株価は時間外取引で一時、4%強上昇した。

純利益は継続事業ベースで前年同期比11%減の9億7400万ドル(1株当た り84セント)だった。1株利益はブルームバーグ調査のアナリスト17人の予 想平均を4セント上回った。

アメックスや同業のキャピタル・ワン・ファイナンシャル、ディスカバー・ ファイナンシャル・サービシズの株価はここ1年間に25%余り下落している。 アナリストは、米失業率悪化が消費者の債務返済能力にどの程度の打撃を与え るかに注意を払っていた。アメックスでは顧客の利用拡大で海外での利益が 30%増の1億3300万ドルに達したことや、米国外の収入が22%伸びたことで、 こうした悪影響が緩和された。

決算発表は米株式市場の通常取引終了後だった。アメックスの株価は時間 外取引で一時1.90ドル高の47.08ドルとなった。年初来騰落率はマイナス13%。

ケネス・チェノルト最高経営責任者(CEO)は発表文で「われわれは米 経済に引き続き慎重な立場だが、海外の業績によって勇気付けられている」と 述べた。

第1四半期は、銀行部門売却益を含めた純利益が前年同期比6%減の9億 9100万ドルだった。米カード事業の貸倒引当金は52%増の8億8100万ドルに 上り、同部門の19%減益につながった。

チェノルトCEOは「米住宅市場によって最も大きな打撃を受けた分野な どで滞納や債務償却が増加したことに伴い、貸倒引当金が増えた」と説明した。

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