英アストラゼネカ:1-3月は3.7%減益-「ネクシアム」が不振

英製薬2位アストラゼネカが24日発表した 2008年1-3月(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比3.7%減となった。抗 かいよう剤「ネクシアム」の売れ行きが米国と西欧市場で減少したのが響いた。

発表資料によれば、純利益は15億ドル(1株当たり1.03ドル)と、前年同期 の15億6000万ドル(同1.02ドル)から減少。ブルームバーグ・ニュースがアナ リスト8人を対象にまとめた調査中央値では、15億8000万ドルと見込まれていた。 売上高は10%増の76億8000万ドル。

アストラゼネカは、ジェネリック製品(後発医薬品)との競争激化や米市場で のネクシアムの価格引き下げ圧力、新薬開発の失敗などを背景に、主力製品の売り 上げ増加の必要に迫られている。同社はまた昨年に152億ドルで買収した米バイオ 企業のメディミューンが、販売減を補うものと期待している。

同社は、08年通期のコア部分の1株利益を4.45-4.75ドルと、前回見通しか ら上方修正した。為替差益を理由に挙げている。

アストラゼネカの株価はロンドン時間午前11時17分現在、前日比67ペンス (3.1%)安の2065ペンス。過去1年で同社の時価総額は約25%縮小した。

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