4月の独Ifo企業景況感指数、102.4に低下-約2年ぶり低水準(2

ドイツのIfo経済研究所が24日発表した4 月の企業景況感指数(2000年=100)は102.4と、前月の104.8から低下し、 2006年1月以来の低水準となった。過去最高水準にある原油相場やユーロ高で、 欧州一の経済大国であるドイツの景気先行きが不透明になっていることが示され た。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト43人の予想中央値では、

104.3への低下が見込まれていた。

今年に入り対ドルで9%上昇したユーロ高の輸出への影響や1バレル=120ド ル近辺の原油高による企業や消費者の購買力低下で、ドイツ景気は勢いを失う恐 れがある。米住宅市場減速のあおりで世界の信用コストも上昇しており、国際通 貨基金(IMF)は9日、ドイツの今年の成長率予想を下方修正した。

メリルリンチの欧州チーフエコノミスト、クラウス・バーダー氏(ロンドン在 勤)は、「ユーロがかなり上昇し、原油相場も大きく上げているほか、米景気や 先行きに対する懸念も和らいでいない」と指摘した。

指数の発表を受け、ユーロはドルに対し下落。フランクフルト時間午前10時 20分(日本時間午後5時20分)現在、1ユーロ=1.5743ドルと同1.5842ドルか ら下落している。

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