ECBのボネロ氏:「誰一人として利上げが必要だとは考えていない」

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ーのボネロ・マルタ中央銀行総裁は24日、政策金利を現行水準から引き上げる 必要はないとの認識を示した。

同総裁はマルタでの講演で「政策金利が4%より高いべきだとは誰一人と して考えていない」と述べ、「利上げを主張するのは極めて困難だ」と言明し た。

インフレ高進による購買力の落ち込みや、ユーロ上昇による輸出競争力の 低下、米リセッション(景気後退)懸念を背景に、欧州の経済成長は鈍化して いる。一方で、ウェーバー独連銀総裁やシュタルクECB理事などの当局者は、 現在の金利水準がインフレ抑制するには十分ではない恐れがあるとの見方を示 している。ユーロ圏のインフレ率は3月、16年ぶり高水準の3.6%に加速した。 ECBはインフレ率を2%未満にすることを目指している。

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