欧州企業の社債保証コスト上昇-予想以上のクレディ・スイス赤字に反応

24日のクレジット・デフォルト・スワップ (CDS)市場で、欧州企業の社債保証コストが上昇した。スイスの銀行2位、 クレディ・スイス・グループがこの日発表した決算で、赤字幅が市場予想を上 回ったことがリスク意識を高めた。

JPモルガン・チェースによると、ロンドン時間午前8時49分(日本時間 午後4時49分)現在、クレディ・スイスのCDSスプレッドは3ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上昇し70bp。投資適格の欧州企業で構成する マークイットiTraxx欧州指数は2.25bp上昇の83.25bp。スプレッド 上昇は信用の質が劣化したとの認識を示唆する。

クレディ・スイスの2008年1-3月(第1四半期)は21億5000万スイス・ フランの赤字だった。ドレスナー・クラインオートのロンドン在勤クレジット 戦略責任者、ウィレム・セルズ氏は「銀行の破たんの可能性は低いが、銀行業 界の収益力への疑問や業績の振れのリスクは残る」として、「予想外の悪いニ ュースが出るリスクは依然として相当高い」と述べた。

主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiTraxxク ロスオーバー指数は4bp上昇し466bp。

北米の投資適格企業で構成するマークイットCDX北米投資適格指数は 23日、前日比横ばいの106bpだった(クレディ・スイス調べ)。

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