英銀バークレイズ:証券部門の1-3月は黒字-巨額損失回避(2)

英銀バークレイズは24日、証券部門の2008 年1-3月(第1四半期)業績は黒字となったと発表した。信用商品関連で一部 同業他社ほどの巨額損失は被らなかったもようだ。

発表によると、同社の証券、資産運用、富裕層資産管理の3事業はいずれも 黒字。リテール(小口金融)業務と商業銀行業務の利益は前年同期比で増えたと いう。

世界の金融機関は過去1年に2900億ドル(約30兆円)の評価損・貸倒損 失を計上している。英銀大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットンランド・グ ループ(RBS)は今週、120億ポンド(約2兆4600億円)の増資計画と減配 見通しを示した。

フォックスピット・ケルトンのアナリスト、レイ・グッドウィン氏は「状況 は良いようだ」として、「バークレイズ・キャピタル部門で黒字を確保したのは 素晴らしい。第1四半期の評価損はRBSのような規模とは程遠いだろう」と話 した。

バークレイズはバランスシートを引き続き「積極的」に管理し自己資本比率

5.25%以上の維持を目指す方針を示した。第1四半期に海外で400店舗を開設 したことも明らかにした。

3月の「トレーディング環境はより厳しかった」として、「グループの第1 四半期利益は、非常に好調だった前年同期に比べ減少した」としている。

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