NZ中銀:政策金利を8.25%で据え置き-当面現行水準の必要

ニュージーランド(NZ)準備銀行は24日 に開いた政策決定会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュ・レートを 過去最高の8.25%で据え置いた。同中銀は景気減速でもインフレ圧力は弱まっ ていないと説明した。

NZ準備銀行のアラン・ボラード総裁は声明で、「政策金利は当面現行水準 にとどまる必要があるとみている」と述べた。同総裁は先月、政策金利を「かな りの間」高水準に維持する必要があると指摘していた。

3月の住宅販売が7年ぶりの低水準に落ち込んだ上、先月の調査では企業景 況感が1991年以来最悪となり、経済成長を抑制している。ボラード総裁はイン フレ加速を理由に昨年7月以降、政策金利を据え置いている。同総裁は来年4- 6月(第2四半期)までインフレ率は目標値の3%を下回らないだろうと述べた。

ドイツ銀行のオークランド在勤ニュージーランド担当チーフエコノミスト、 ダレン・ギブス氏はNZ準備銀行の声明発表前に、「中銀はインフレ圧力が弱ま ることがかなり確実になるまで、金融緩和の開始には消極的だろう」と語った。

ブルームバーグ・ニュースが先週エコノミスト16人を対象にまとめた調査 では、全員が据え置きを予想していた。ギブス氏を含め10人が年内の利下げを 予想。6人が来年まで据え置かれるとの見通しを示した。

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