米資産家バフェット氏が5月に欧州へ、同族企業など買収候補探しの旅

米投資会社バークシャー・ハサウェーを 率いる資産家ウォーレン・バフェット氏(77)は5月に、買収対象になる可能 性がある企業を探すため、欧州に旅立つ予定だ。イタリア製油会社サラスの副 社長、アンジェロ・モラッティ氏が22日に明らかにした。

モラッティ氏はバフェット氏の今回の旅行を取り仕切っており、電話イン タビューでは「旅行の目的は同族企業や、そうした企業のオーナーに会うこと。 彼らは典型的な欧州の支配者層だ」と指摘。「バフェット氏は早晩、欧州同族 企業の1つを手に入れる考えだ」と語った。

同氏によると、バフェット氏の欧州旅行は5月第3週の予定で、ミラノ、 マドリードのほか、ドイツやスイスの複数の都市を周る。バフェット氏の助手 を務めるデビー・ボサネク氏は、旅行計画を確認した。

バフェット氏はバークシャーが保有する400億ドル(約4兆1200億円) 余りの現金の投資先として、米国外に目を向けている。モラッティ氏はバフェ ット氏の旅行を、イスラエルを拠点とするイスカル・メタルワーキングのアイ タン・ウェルトハイマー社長とともに企画している。イスカル・メタルワーキ ングは、バークシャーが2006年に買収した企業で、バフェット氏にとって初 の米国外企業の買収だった。

モラッティ氏は、バフェット氏の投資スタイルを研究しており、バークシ ャーに10年以上投資していると述べた。バフェット氏とは、バークシャー傘 下のジェット機オーナーシップ会社ネットジェッツを通じ、約8年前に対面し たことがあるという。

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