加ドル:1週間ぶり安値、小売売上高の減少で-2年債利回りは低下

23日の外国為替市場で、カナダ・ドルは約 1週間ぶりの安値に下落。カナダの2月の小売売上高が予想外に減少したこと を受け、カナダ銀行が追加利下げを行うとの観測が強まった。

カナダ・ドルは16主要通貨のうち15通貨に対して下落。カナダのフレア ティ財務相は同日、カナダ銀行は追加利下げに「十分な余地」があるとの考え を示した。カナダ銀は22日、昨年12月以来4回目の利下げを実施し、政策金 利を0.5ポイント引き下げ3%に設定した。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア通貨ストラテジスト、デービッド・ ワット氏(トロント在勤)は「この日の統計で、年初時点での景気の強さにつ いて疑問が浮上している」と指摘。「内需が減速方向では、輸出や製造業部門 の弱さを相殺できない。カナダ・ドル相場の展開は鈍いものとなろう」との見 方を示した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時46分(日本時間24日午前4時46 分)現在、前日比0.9%安の1米ドル=1.0172カナダ・ドル(1カナダ・ドル =0.9830米ドル)。前日は1.0082カナダ・ドルだった。一時は1.0215カナダ・ ドルと、15日以来の安値を付けた。

カナダ2年物国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、4ベ ーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.78%。米2年債に対する利 回り格差は58bpと、昨年12月26日以来で最小となった。価格は7セント上 げて、101.99カナダ・ドル。

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