三洋電株が反発:薄膜太陽電池量産を大幅に前倒しへ-1部売買高上位

三洋電機の株価が反発。一時前日比11 円(4.9%)高の238円でまで上昇した。シリコン使用量を大幅に減らせる薄 膜太陽電池の量産を、当初計画に比べて前倒しで始めることが明らかになり、 注力事業の業績寄与が早まると期待した向きから買いが入っている。売買高も 午前10時現在1452万株と、東証1部の売買高で2位。

髙木証券トレーディング部の菊池重夫次長は、「太陽電池は今の1番の成 長分野で、世界的に注目が集まっている。開発費や人員などの経営資源を集中 させることで、三洋電の成長事業となることが期待できる」との見方を示した。

三洋電報道担当の上村正次氏によると、同社は当初計画の2012年に比べ て大幅に前倒しし、薄膜太陽電池の量産を始める。新技術を活用し、発電効率 を従来の10%から12%に高めた商品を量産する計画。太陽電池の開発センタ ーで技術者を現在の30人から数年内に50人に増やす予定だったが、この時期 も前倒しする。今後3年間の開発投資は、当初計画の60億円から75億円に増 やす。

23日付の日本経済新聞朝刊は、三洋電が2010年をめどに薄膜太陽電池の 量産を始めると報じていた。

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