カナダ財務相:G7「介入」協議せず-「声明は市場に影響していない」

カナダのフレアティ財務相は23日、ブル ームバーグテレビジョンとのインタビューで11日の7カ国財務相・中央銀行総 裁会議(G7)声明に触れ、「懸念を表明したあの声明は市場にあまり影響し ていないようだ」と述べた。

G7声明は世界経済に打撃を与える為替相場の「急激な変動」に対して警 告した。ルクセンブルクのユンケル首相兼財務相とラガルド仏財務相もこれま で、声明の中で為替に関する表現が変わったにもかかわらず、市場があまり関 心を示さなかったことに不満を表明している。

11日の声明は、「過度の変動や無秩序な動きは望ましくない」と指摘した 2004年2月のボカラトンG7以来の表現変更となった。

コンサルタント会社フォーリン・エクスチェンジ・アナリティクスのパー トナー、デービッド・ギルモア氏は「声明は多くの見解の相違を取り繕ってい る。声明の表現がどうであろうと、市場参加者は為替に関する意見の一致より も違いの方をG7の主要点ととらえている」と述べた。

ユンケル首相が23日、最近のドル安ペースに懸念を表明したことを受け、 ユーロは対ドルでこの3週間余りで最大の値下がりとなった。

フレアティ財務相は11日のG7について、「直接の介入について協議しな かった」と述べ、ドル買い協調介入の可能性を話し合わなかったことを明らか にした。

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