米ボーイング:1-3月期38%増益、需要好調で受注残が過去最大

航空機メーカー大手の米ボーイング が23日発表した1-3月(第1四半期)決算は前年同期比38%増益と、 予想を上回った。航空機の納入が増加したほか、受注残が過去最大に膨 らんだ。

発表資料によると継続事業ベースでの利益は12億1000万ドル(1 株当たり1.61ドル)。前年同期は8億7300万ドル(同1.12ドル)。ブ ルームバーグがまとめたアナリスト20人の予想平均は1株当たり利益

1.35ドルだった。1-3月期の売上高は4.1%増加して160億ドル。

航空機の納入は前年同期比8.5%増加した。このうちの3分の2は 海外向けだった。また同社の商業用航空機の受注残は過去最高の2710億 ドルに達した。一方で、新型「787ドリームライナー」の納期は延期さ れており、防衛部門では欧州エアバス率いる競合グループに大型受注を 奪われた。

ボーイングは09年通期の1株当たり利益が6.80-7ドル、売上高 は最大730億ドルとの見通しを示した。アナリストの予想では1株当た り6.87ドルと、今年通期の約5.93ドルから増加が見込まれている。3 回目のドリームライナー納期延期が今月発表されたことを受けて、10数 人のアナリストが利益見通しを引き下げた。

ボーイング株価のニューヨーク時間終値は前日比3.53ドル (4.5%)高の82.09ドル。

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