ソニー・エリクソン1-3月:3四半期連続の減益-コスト増加(2)

世界4位の携帯電話メーカー、ソニー・エリ クソン・モバイルコミュニケーションズが23日発表した2008年1-3月(第1 四半期)決算は、3四半期連続の減益となった。端末販売の伸び悩みに加え、研 究開発費の増加や部品不足が響いた。

同社の資料によれば、純利益は1億3300万ユーロと、前年同期の2億5400 万ユーロから減少。売上高も前年同期比7.6%減の27億ユーロだった。

調査会社SMEディレクト(ストックホルム)がアナリストを対象に実施し た調査では、純利益は1億1800万ユーロ、売上高は26億ユーロがそれぞれ見込 まれていた。出荷台数は2230万台と、前年同期の2180万台から増加した。端末 1台当たりの平均販売価格は121ユーロと、前年同期の134ユーロ、前期の123 ユーロから低下した。

ソニー・エリクソンは先月、1-3月の利益と売上高が減少する可能性を明 らかにしていた。ライバルで最大手のノキアが先週発表した1-3月期決算は、 アナリスト予想を下回った。ノキアは、世界の携帯電話市場が今年減速するとの 見通しを示している。

小宮山英樹最高経営責任者(CEO)は資料で、「新規と既存双方の市場で 幅広く消費者に訴えるため、引き続き製品ポートフォリオの拡充に向けた投資を 行う」との方針を示した。

韓国のLG電子は16日、1-3月の携帯電話の出荷台数が54%増と過去最 高に増加したと発表。ソニー・エリクソンを抜き、世界4位となった可能性があ る。

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