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ヘッジファンド運用者のコフィー氏、GLG退社へ-新ファンド設立か

大手ヘッジファンド会社GLGパートナー ズは22日、資産240億ドル(約2兆4700億円)の4分の1以上を運用してきた グレッグ・コフィー氏の退社を明らかにした。事情に詳しい関係者2人は先週、 同氏が自身の会社を設立する可能性を指摘している。

GLGが電子メールで送付した資料によると、ロンドンを拠点とするコフィ ー氏は10月まで同社でヘッジファンドの運用を続け、「引き継ぎ過程」で支援 を行う。ブルームバーグのデータによれば、同氏はGLGの新興市場ファンド4 本を通じて約70億ドルを運用し、これらファンドの2007年運用成績は平均でプ ラス29%だった。

03年に採用したコフィー氏の引き留めを図っているとGLGが明らかにし た先週、同社の株価は15%下落した。同社は15日、米証券取引委員会(SEC) に届け出た資料で、コフィー氏が同日、14日時点での退社を撤回し、GLGと 「将来に向けたさまざまな選択肢」に関して交渉中だとしていた。

ヘッジファンド業界は今年、ここ約20年で最悪のスタートを切ったが、今 週37歳になったコフィー氏ならファンド設立への協力者を得るのに問題ないと の見方が浮上している。ロンドンのヘッジファンドコンサルタント、IGSグル ープのマネジングパートナー、ジョン・ゴッデン氏は「グレッグ・コフィー氏な ら、今すぐ立ち上げるのも簡単だ。ほかの人間では、かなり難しい」と語る。

コフィー氏が運用していたGLGエマージング・マーケッツ・ファンドはG LGで最大のファンド。運用成績もトップで、昨年がプラス51%、06年が同62% だった。今年これまではマイナス5.5%。

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