伊パルマラット、米シティに対し最大140億ユーロの賠償請求の方針

破たんしたイタリアの食品会社パルマ ラットのエンリコ・ボンディ最高経営責任者(CEO)は21日、米シティグ ループに対し最大140億ユーロ(約2兆3000億円)の損害賠償を求めてい く方針を明らかにした。イタリアの裁判所は、2003年の経営破たんに関連し たシティに対する刑事訴訟の過程で、パルマラットは民事の損害賠償を求める ことができるとの判断を示した。

イタリアの法律では、個人であれば刑事訴訟の過程で民事上の損害賠償 を請求できる。ボンディCEOは自身を、裁判所が任命したパルマラットの再 編を監督する管財人として訴えを起こした。

パルマラットはシティに対し既に、米国で損害賠償を求めて訴訟を起こ している。シティは電子メールで、パルマラットの訴えはすべて「事実無根」 だと主張した。

パルマラマットの2003年12月の経営破たんはイタリア史上最大規模。 同社は破たん後に140億ユーロを上回る負債を明らかにしたが、これは旧経 営陣が報告した負債額の8倍だった。検察当局は、同社が1992年の新規公 開以来1度も利益を上げていなかったにもかかわらず、毎年黒字決算を発表 していたとして訴追している。

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