出光興産:前期純利益88%減の50億円に-豪石炭鉱山の豪雨被害で

出光興産は22日、前期(2008年3月期) の連結純利益が前の期と比べ88%減の50億円となったもようだと発表した。 従来予想は105億円だった。85%の権益を保有する豪州エンシャム石炭鉱山が 豪雨による洪水被害を受けたことにより、引当金を特別損失に計上することが 響く。現時点での復旧に伴う概算支出額は同社分で225億円。このうち、127 億円を前期に引き当てる。

同鉱山は09年第1四半期(1-3月)の全面復旧を目指している。同鉱 山全体で7カ所ある既存採掘エリアのうち、冠水の被害を受けた4カ所で現在、 大容量ポンプによる排水を実施。被害を受けていない3カ所は1月下旬から生 産を再開し、新たに1カ所の未開発採掘エリアでも操業を始めた。構内道路の 復旧はおおむね完了しており、一部で出荷も再開。出荷量は被災前の4割程度 となっているという。

出光興産の株価終値は前日比220円(2.6%)安の8310円。

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