中国株(午前):CSI300指数、下落-上海総合指数は最高値から半減

22日午前の中国株式相場は下落し、上海総 合指数は昨年10月に付けた過去最高値から半値に落ち込んだ。過去2年で約6 倍に上昇した中国の株式相場から撤退する投資家の動きが強まった。

上場証券会社で中国最大手、中信証券(Citic証券、600030 CH)は 1週間ぶりの大幅下落。酒造メーカーの貴州茅台酒(600519 CH)はほぼ1年 ぶりの大幅安となっている。政府のインフレ抑制措置で企業収益の伸びが鈍化 するとの懸念を背景に、中国株式相場は今年1月以来値下がりしており、時価 総額で約1兆9000億ドル(196兆)相当が失われた。

ICBCクレディ・スイス・アセット・マネジメントで11億ドル規模の資 産運用に携わるチャン・リン氏(北京在勤)は、「株価下落は経済先行きに関す る投資家の不安拡大を反映したものだ」と指摘。「悪性インフレは経済と株式相 場にとってかなりの打撃で、コストを押し上げ企業収益の伸びを鈍化させる」 と説明した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上 海総合指数は現地時間午前11時半(日本時間午後零時半)現在、前日比3%安 の3022.49。一時は3007.87まで下げた。昨年10月16日は6092.06と、 終値ベースでの最高値を付けた。深セン証券取引所のA、B両株に連動の深セ ン総合指数は前日比3.8%安の886.77。

上海証取と深セン証取の人民元建てA株に連動しているCSI300指数は、 前日比101.58ポイント(3.1%)安の3165.97。同指数は2006、07年に478% 上昇したが、今年これまでは41%下落している。

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