3月米中古住宅販売492万戸に減少か、価格下落観測広がる-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関72社を対象に実施した調査によれば、全米不動産業者協会(NAR)が 22日に発表する3月の米中古住宅販売件数は、前月比2.3%減の年率492万戸 (予想中央値)と、1999年に統計を取り始めて以来の最低水準に近づいたもよ うだ。

融資が抑制され、一段の住宅価格の下落が予想されるなか、買い手は購入 を見送っている。サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローンのデフォ ルト(債務不履行)増で銀行が融資基準を厳格化する一方、差し押さえで住宅 在庫がさらに増え価格が下落している状況だ。3年目に入った住宅不況は、一 部の米金融当局者が米経済のリセッション(景気後退)入りを懸念する一因と なっている。

三菱東京UFJ銀行(ニューヨーク)のエコノミスト、エレン・ゼントナ ー氏は「消費者は価格が下向きの時期にあえて住宅を買ったりしない」と指摘。 「失望的な住宅販売統計がさらに半年程度続いても意外感はない」と話した。

中古住宅販売件数は午前10時(ワシントン時間)に発表される。ブルー ムバーグ調査での予想レンジは480万-508万戸。

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