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米フォード:今年の米大型車販売、減少へ-ガソリン価格高騰で

米自動車大手フォード・モーターは21日、 小型車を選好する消費者が増えるなか、今年の米市場における業界全体のミニ バン販売台数は23年ぶりの低水準となり、大型ピックアップトラックの販売は 過去10年で最低となる可能性があるとの見方を示した。

フォードの販売アナリスト、ジョージ・パイパス氏は、ミニバン販売台数 は1985年以来で初めて60万台を割り込み、大型ピックアップトラックは200 万台足らずと、1998年以来の低水準に落ち込む可能性を指摘した

同氏は電子メールで、「1980年代には、ミニバンはアメリカのファミリー カーだったが、最近ではこの分野はニッチ(すき間)部門となりつつある」と 分析した。同氏によれば、ピックアップトラックの販売減少は住宅市場の悪化 が影響しており、2009年には回復が見込まれるという。

今回の見通しにより、フォードとゼネラル・モーターズ(GM)、クライ スラーの米自動車大手3社が直面する困難があらためて浮き彫りになった。ガ ソリン価格高騰で、より大型のピックアップトラックやスポーツ型多目的車(S UV)への需要が後退している。こういった大型車種への米大手3社の依存度 はアジアの同業企業より大きく、クライスラーはミニバンで首位に立つ。パイ パス氏によれば、1-3月(第1四半期)の乗用車・小型トラックの米販売台 数が8%減少した一方で、小型車の販売は伸びている。

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