4月の英住宅価格は下落、信用収縮でローン組成困難に-ライトムーブ

英不動産ウェブサイト、ライトムーブは 21日、4月の英住宅価格がロンドンやイングランド北西部を中心に低下したと する調査結果を発表した。信用市場の混乱で、住宅購入者がローンを組みにく くなったとしている。

発表資料によると、4月の平均売却希望価格は23万9521ポンド(約4980 万円)で前月比0.1%低下。2002年に同社が価格調査を開始して以来、1年の この時期に低下するのは初めてという。ロンドンの住宅価格は同0.9%低下で、 調査を集計し始めて以来、4月の下落率として最大だった。

イングランド銀行(BOE)金融政策委員会(MPC)メンバーでチーフ エコノミストのチャールズ・ビーン氏は17日、住宅ローンの貸し渋りが住宅 価格を一段と押し下げる可能性があるとの見解を表明。BOEと政府は週内に、 住宅ローン市場の活性化策を発表する見通しだ。BOEは昨年12月以降、こ れまでに3回利下げしたが、世界的な信用収縮の影響を和らげることはできな かった。

ライトムーブのコマーシャルディレクター、マイルズ・シップサイド氏は、 イングランド銀が活性化策を実行に移さないようなことになれば、「売却希望 価格が下がっても購入希望者は手を出せない」と指摘。「買い手市場だが、買 い手も現金で購入するか、多額の手付金を払える場合にしか取引は成立しな い」と述べた。

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