【注目株】新日鉄、野村HD、郵船、アイシン精、東製鉄、CSKHD

22日の材料銘柄は以下の通り。

新日本製鉄(5401):22日付の日本経済新聞朝刊によると、自動車や機械 などに使う主要鋼材について、資源高を受けて4割弱の値上げを顧客に要請す る。ほかの鉄鋼大手も追随する見通しで、実現すれば鋼材価格は26年ぶりに 過去最高値を更新するという。

野村ホールディングス(8604):22日付の読売新聞朝刊などは、野村証券 の中国人社員が、M&A(企業の合併・買収)のインサイダー情報を公表前に 知人の中国人2人に漏らしていた疑いのあることが証券取引等監視委員会の調 べで分かったと伝えた。監視委は大がかりなインサイダー取引事件とみて、22 日にも強制調査に乗り出すとしている。同報道について、ブルームバーグ・ニ ュースは野村HDに電話取材を行ったが、応答はない。

日本郵船(9101):同社の大型原油タンカー「高山(たかやま)」がイエ メン共和国アデン沖東方約440キロを航行中に、小型不審船から発砲を受け、 被弾した。負傷者はなく、その後も安全に航行を続けている。

アイシン精機(7259):09年3月期の連結経常利益は前期推定比約2割減 の1500億円程度になる見通し。経常減益は7期ぶり。急速な円高や鋼材など 原材料の価格高騰が収益を圧迫し、一部自動車部品の販売価格下落も採算悪化 につながる。22日付の日本経済新聞朝刊が伝えた。

パイオニア(6773)、松下電器産業(6752):プラズマパネルの開発・生 産を統合すると22日付の日経新聞朝刊が報道。パイオニアのパネル技術陣200 人が松下に転籍し、両社共通仕様の高精細パネルを開発する見通し。

東京製鉄(5423):5月契約分の鋼材全品種の販売価格を一律1トン1万 2000円引き上げると発表した。全品種の値上げは4カ月連続。鉄スクラップな ど原料の値上がりに対応する。

江崎グリコ(2206):08年3月期連結純利益が前の期に比べて66%減の 14億600万円になったようだと発表。冷菓部門と牛乳・乳製品部門の売り上げ が未達となったほか、原料の高騰も響いた。

村田製作所(6981)やTDK(6762)など電子部品大手5社:08年度の設 備投資額は計2900億円前後と、07年度に比べて約2割減る見通しだと22日付 の日経新聞朝刊が伝えた。北京オリンピック特需を見込む設備増強が一巡し、 日米景気の先行きが不透明になったため。

JR東日本(9020):08年3月期連結経常利益は前の期に比べて10%増 の3300億円前後になり、3期連続で過去最高益を更新したもようだと22日付 の日経新聞朝刊が報道。

CSKホールディングス(9737):米サブプライム(信用力の低い個人向 け)住宅ローン問題の影響から、証券事業や不動産証券化事業で業績悪化や収 益の取り込み延期が鮮明化。子会社の事業用資産の減損処理もマイナス要因と なり、2008年3月期の連結純利益は前の期に比べて99%減の1億円(従来予 想175億円)に落ち込んだもよう。

エーザイ(4523):前期(08年3月期)の連結純損益が175億円の赤字と なったもようと発表。従来は785億円の黒字を予想していた。米国会社の買収 に伴い、研究開発費などを計上するため。配当方針は従来の計画通りで期末65 円、年130円を予定する。09年3月期は560億円の黒字に転換する見通し。

日本新薬(4516):08年3月期の連結営業利益は前の期に比べて23%増 の64億円(従来予想56億円)と従来計画を上回ったもよう。医薬品事業で一 部品目の売り上げが予想を上回ったことや、新規肺高血圧症治療剤の基本契約 締結に伴う工業所有権などの収益を計上したことも利益を押し上げた。期末配 当予想も9円(従来予想7円)へ引き上げた。

西芝電機(6591):08年3月期の連結営業利益を前の期に比べて2.2倍の 13億円(従来予想10億7000万円)になったようだと発表。さらに同社が実施 する第三者割当増資を東芝(6502)が引き受け、東芝の持ち株比率が48.62% から54.46%に上昇することも明らかにした。

キョーリン(4569):08年3月期の営業利益見込みを79億円から62億円 (前の期に比べて26%減)へと引き下げた。新薬ウリトスの市場浸透の遅れや インフルエンザの流行が少なかったことなども要因。

メガネトップ(7541):08年3月期の業績見込みを引き下げた。連結純利 益は前の期に比べて13%減の8億7700万円(従来予想12億8000万円)とな ったもよう。売上高の未達や決算セールによる原価率の上昇が響き、増益予想 が一転して減益予想となる。

森永製菓(2201):08年3月期連結営業利益が前の期に比べて20%減の 50億円(従来予想60億円)になったもよう。新製品が苦戦したことで食料品 製造事業の売り上げが計画を下回り、原材料価格の高騰も利益を圧迫した。

阪神内燃機工業(6018):08年3月期単独営業利益を前の期に比べて 45%増となる22億6000万円(従来予想21億5000万円)へと増額修正。運 賃・用船料の引き上げなどから内航船などの建造量が徐々に回復し、価格の値 戻しや部分品・修理工事の拡販なども貢献した。

コスモ証券(8611):08年3月期連結純損益は48億6900万円の赤字(前 年は15億3500万円の黒字)になったようだと発表。金融市場の混乱や急激な 円高などによる株式市場の環境悪化で営業収益が減収となったほか、収益体質 強化のため、販売管理費などが増加したことも利益の落ち込みにつながった。

宝ホールディングス(2531):08年3月期末の1株当たり配当予想を1円 増配し、8円50銭(従来予想7円50銭)にすると発表した。業績が計画に対 して順調に推移した見込みのため、利益還元を積極化する。

日本アジア投資(8518):08年3月期単独純利益は前の期に比べて11% 減の32億5700万円(従来予想35億円)となったようだ。投資先企業の業績 や財務状況の悪化などに伴う評価損や投資損失引当金繰入額が見込みより増加。 業績未達を受けて、期末配当予想は18円から16円へと減額した。

セントラル硝子(4044):プラズマ・ディスプレイ・パネル基板硝子事業 からの撤退に伴い、固定資産減損損失20億円など計31億円の特別損失を08 年3月期に計上すると発表。同期の連結純利益は41億円と、従来見込みの75 億円に45%届かなかったもようだ。前の期との比較では63%減。

若築建設(1888):08年3月期連結純利益は従来予想の6億円を上回る7 億6000万円になったもよう。売上高は従来予想から微減となるものの、経費 削減が貢献した。

井村屋製菓(2209):08年3月期連結純損失は3億8100万円(従来予想 1億9000万円)に拡大したもよう。小麦粉など主要原料や包装材料の高騰、 安全・安心を保証するための費用増加などが響いた。

ノーリツ鋼機(7744):セイコーエプソン(6724)との包括的業務提携に 基本合意。両社はこれまで、エプソンのインクジェット技術などを使い、ノー リツ鋼が「ミニラボ」と呼ばれる小型写真出力装置を製品化するなどの提携関 係にあったが、今後はこれを産業用印刷機械まで拡大する。

ローム(6963):米投資顧問のブランデス・インベストメント・パートナ ーズが、株式保有比率を従来の5.02%から6.15%に引き上げていることが21 日に関東財務局に提出された大量保有報告書で分かった。NEC(6701)に関 しては、報告義務発生日の15日までに発行済総数の5.31%を保有しているこ とが明らかになっている。保有目的はいずれも、投資目的による顧客の代理と しての取得と説明

ノリタケカンパニーリミテッド(5331):セラミック・マテリアル事業で の電子ペースト、環境エンジニアリング事業での焼成炉が伸長し、08年3月期 の単独営業利益は23億円と、従来計画の17億円から上振れたもよう。前期と の比較では7.4%増。

鳥取銀行(8383):08年3月期の連結純利益は11億円と、従来見込みの 18億円には約4割届かなかったもよう。地元経済の低迷に伴う資金需要の伸び 悩みで、貸出金利息が計画を下回ったほか、株式相場の下落を受けて有価証券 利息、株式投信などの販売が減少した。事業継続が困難になった引当金の積み 増しも影響。

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